よく質問をされるのが、船橋東高校と幕張総合のどちらに進学するか、ということです。
この質問に対しての私の回答は国公立大を目指すなら船橋東で、私立も視野に入れつつ、学業以外の部活動などにも力を入れたい場合は幕張総合という選択がおすすめです。とはいえ、最初から幕張総合を目指すのではなく、船橋東に進学できる力をつけた上で、最終的に受験前に幕張総合を選ぶくらいの気持ちでいてほしいという話をします。
とはいえ受験ですので、無茶はできませんので、数字で考えてみましょう。
V模擬の偏差値で考えてみる
まずV模擬の偏差値で考えてみると、
船橋東は60
幕張総合は56
くらいです。V模擬の偏差値で4の差があります。
船橋東と幕張総合の合格実績から考える
続いて、合格実績を見てみると、
船橋東 卒業生318人(R5年)
千葉(医)1、千葉16、筑波3、東京外大2、お茶女2、都立大1など国公立に現役で48人合格。
早稲田37、慶應7、上智20、理科大31、学習院30、明治80、青学16、立教48、などなど。
幕張総合 卒業生702人(R3年)
筑波1、千葉8、都立大2など国公立に現役で26人合格。
早稲田9、慶應2、上智6、理科大13、明治20、青学25、立教54、などなど。
現役・国公立・難関私立大学に進学する数で比較した場合はやはり圧倒的に船橋東となります。
生徒数が2倍以上違うので難関大学を目指すならこちらもやはり船橋東の方が良いのは間違いありません。
結論としては大学受験を意識して通うなら船橋東の方があきらかに有利と言えそうです。学業優先なら船橋東がおすすめです。
部活(課外活動)をメインに考えたい人は幕張総合
幕張総合は公立高校ではトップクラスの部活動が多いので、大学受験を目指して勉強をしたいという方にはあまりお勧めはできないです。生徒数に対して指定校推薦の枠も少ないため競争率は激しくなります。
対策として1年生の時からしっかりと定期テストで良い成績をとって平常点を稼ぐ必要があります。
部活動と学業の両立を目指しているなら幕張総合も視野に入れても良いでしょう。ただし、進学を意識するなら塾のサポートが必要な学校だと思います。
まとめ
大学進学を重視するならやはり船橋東です。ギリギリの成績で悩んでいるなら最後の最後まであきらめずにチャレンジして、最終の志願変更まで粘ってほしいです。